夢の中でさえ翼をもがれ
アタシは目覚める
夢で良かった
ウソ
コレが現実
time
いつもは遅いくらいなのに
どうして楽しいと早いの?
平等に流れてるはずの時間を
時にねたましいと思う
心
乾ききっていた
何も感じなかった
潤いを齎したのは誰?
空に聞いても 答えはなかった
傷
早く癒えぬかと急かすのに
また新しい傷が増えていく
消えるのが早いか
増えるのが早いか
今のところ 同じくらい
孤独
誰もいない そんな時
現れたのは誰?
白くはないから
きっと悪魔かな
アタシの心を 奪いにきたのね
恐怖
何が怖いのかも分からないまま
何から逃げてるのかも分からないまま
ただ ひたすらに走り続ける
檻
狭くて暗くて
でも安心できる
だってココは
僕だけのために用意された
僕だけの 場所
心のスイッチ
いろんな人ヒトリヒトリによって
カチカチとスイッチを変えてる
見せ掛けの自分を着替えてる
足枷
重くて動けない
常識だとか一般論は
アタシの足枷にしかならない
もうやめて
アタシを羽ばたかせて
生
ぬっとりとした
ねっとりとした
生々しい他人の目が
俺を突き刺す